アメリカ駐在が決まったよ。
具体的にどんな準備をすればいいの?
今日はこんな疑問に答えていきます。
- アメリカ駐在・赴任までに準備すること
この記事を書いている私はアメリカ駐在妻なので、よりリアルな駐在準備についての情報をお届けできると思います。
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アメリカ駐在までに準備すること14
- 知人に報告
- 社内の駐在員向け説明会に参加
- パスポート取得
- ビザ取得
- 免許取得
- 人間ドッグ
- 予防接種
- 日本の家の手続き
- 引っ越し手続き
- 携帯電話の契約、解約
- 転出届提出
- (帯同者がいる場合)休職、退職手続き
- 現地の情報収集
アメリカ駐在・赴任までに準備することとして、上記14点が挙げられます。
順番に詳しく説明します。
ちなみに筆者のスペックはこちらです。
近い方はぜひ参考にしてみてください。
- 30代夫婦(子なし)
- 都内在住
- 結婚直後に駐在が決定
- 妻は半年後に渡米(退職手続きのため)
- 運転免許をギリギリに取得
知人に報告
まずは家族や友人など、大事な人に海外駐在が決まった旨を報告しましょう。
私たちの場合、両家の親族に海外勤務希望であることをあらかじめ伝えていましたが、それでもとても驚いていました。
限られた時間の中で、報告したい人に会う時間を作ることは重要です。
社内の駐在員向け説明会に参加
夫の会社では、駐在員向けの説明会が実施されています。
気になる待遇、手続き、注意点などこれからの生活に不可欠な重要な情報です。
ここで細かな手続き方法や会社の補助について確認しておきましょう。
パスポート取得
持っていない方はパスポートの作成をしておきましょう。
お持ちの方も残存年数の確認をお忘れなく。
通常パスポートの発行には1週間以上時間を要します。
パスポートセンターは混雑が予想されるため、早めの手続きをおすすめします。
ビザ取得
一番大変な手続きがこちら。
ビザ申請にはいくつか工程があります。
- 書類の準備(約1ヶ月)
写真撮影、戸籍謄本の取り寄せ、書類の翻訳など - 在日米国大使館での面接へ行く
面接によるアメリカ移民局の審査を受ける(要予約)
※審査期間の平均は1ヶ月前後だが、申請内容や会社によって2週間で終わる場合もあれば2〜3ヶ月かかる場合もあり - ビザ取得
ビザ取得日数:領事面接合格後、約1週間+PIMS照会2日
※申請内容に疑義がある場合など外務本省(東京)での慎重な審査が必要と認められる場合、ビザの発給までに1ヶ月以上かかる場合もあり
➡︎最大の難関なので、入念に準備しましょう!
免許・国際免許取得
免許取得
私たちの住むヒューストンは車必須!(1人につき1台)
国や地域次第ですが、車社会の地に行く方は一刻も早く免許を取りましょう。
私自身、駐在が決まってすぐに慌てて自動車学校に申し込みに行きました。
(5月に入校→渡米直前の12月に卒業)
当然、取得後日本で一度も運転することなくアメリカで初運転にチャレンジ。
感想:「怖すぎる」の一言。
ハンドルが逆で交通ルールも違うので賛否両論ですが、ある程度日本で運転慣れしておいた方が良さそうです。
国際免許取得
また、日本で国際免許の取得が必要です。
免許センターの場合、待ち時間30分ほどで手続きできました。
国際免許は有効期限付きなので、アメリカ到着後はアメリカの免許を取得する必要がありますが、国内での手続きはここまで。
人間ドッグ
健康状態の証明を提出する必要があるため受診しましょう。
私たちの場合、会社負担で人間ドックを受けることができてお得でした。
予防接種
国によって推奨の予防接種が異なるため、よく確認しましょう。
アメリカ南部へ行く私たちの場合、破傷風・狂犬病・風疹麻疹が対象でした。
土日でも受診可能な病院もありますので、準備と並行して受けておきましょう。
日本の家の手続き
夫婦で同時に出国する方と、時期をずらして出国する方がいると思います。
家の種類や家族構成によって変わるのでベストな選択をしましょう。
私たちは日本では賃貸マンションに住んでいましたが、更新月に解約して妻の実家でしばらく生活しました。実家が近いってありがたいですね。
引越し手続き
2つ目の説明会で詳しく説明があるかと思いますが、会社で手続きをしてくれるかどうか確認しましょう。
私たちは会社経由で船便(渡米約2ヶ月前)飛行機便(渡米1ヶ月前)の2回に渡り荷物を送りました。
1人につき2回ずつ日本通運の方に来ていただきました。
中身を確認しながら素早く丁寧に作業をしてもらえたので安心でした。
携帯電話の契約、解約
日本用の携帯電話を生かすか、一本化させるかどうかの選択が必要です。
私たちの場合、日本でSIMフリーのiphone+格安SIM(楽天モバイル)を使っていたため1台で済ませることができました。
私の場合の例をご紹介します。
日本のSIM:楽天モバイルを継続
日本に一時帰国したときのため、元々使っていた楽天モバイルを契約したままにしています。(一番安いプランに変更済み)
▶︎楽天モバイルを選んだポイント
- 格安SIMの中で有数の大手企業
- 安い
- 楽天ポイントが貯まる
➡︎楽天カードとの併用がおすすめです(ポイント最大4.5倍!)
アメリカのSIM:ハナセルを契約
アメリカのSIMは、ハナセルを契約しました。
今のところ問題なく使えているので選んでよかったと思っています。
▶︎Hanacell(ハナセル)を選んだポイント
- 安い
- 海外からでも日本語での電話対応が可能
- 現地の日本人の口コミ◎
転出届提出
転出届の提出は、通常は引越し2週間前程度とされています。
しかし、海外転居の旨を伝えたら1ヶ月前でも手続きをしてもらえました。
早めに済ませたい方は相談してみてください。
銀行・クレジットカードの準備
アメリカでまとまった現金(ドル)を手にするには、給料が支払われるまで待たなければなりません。
アメリカに来てすぐは、車など大きな買い物が必要です。
しかし、渡米すぐはローンが組めず現金一括払いが必要とのこと。
➡︎瞬く間に現金不足に。
困った・・・
幸い、妻がまだ日本に残っていたため妻の口座を経由して送金できました。
事前にある程度の換金、アメリカに支店がある銀行口座開設、アメリカで使えるクレジットカードの発行をしておきましょう。
駐在生活は、飛行機のマイルが貯まるビッグチャンスでもあります!
ため忘れのないようにしましょう!
旅行にもたくさん行くつもりなので、どれだけ貯まるか楽しみです。
(帯同者がいる場合)退職、休職手続き
退職・休職を決意したら直ちに上司に報告しましょう。
私たちの場合、休職の対象期間を超えてしまうため、残念ながら退職することとなりました。
人事考課面談の際に報告しましたが(渡米8ヶ月前に)細やかに考慮してもらえたのでとても助かりました。
退職日はボーナス月と有給も考慮して決定することをおすすめします。
現地の情報収集
現地での生活をできるだけ調べておきましょう。
例えば・・・
- スーパー
- 病院
- レストラン
- 現地校、日本語補習校(子供がいる場合)
- 役所
- 銀行
- 郵便局
グーグルマップで近隣の風景を見ておくのも良いですね。
アメリカの方なら、おすすめスーパー『トレジョ』の記事もどうぞ。
まとめ:アメリカ駐在・赴任までに準備すること14
- 知人に報告
- 駐在員向けの会社の説明会に参加
- パスポート取得
- ビザ取得
- 免許取得
- 人間ドッグ
- 予防接種
- 日本の家の手続き
- 引っ越し手続き
- 携帯電話の契約、解約
- 転出届提出
- (帯同者がいる場合)休職、退職手続き
- 現地の情報収集
計画的に準備を進めよう。
素敵な駐在生活を祈っているよ!
駐在準備におすすめの本
海外赴任ガイド
出発前に知っておきたい知識と情報が詰まった本。
主な内容は準備、引越し、家、子どもの教育、医療、現地生活などで、重要なトピックごとに解説あり。
何から準備したらいいか分からない場合におすすめの本です。
アトランタ・ノースカロライナ・サウスカロライナ・テネシー・アラバマ・テキサス便利帳
アメリカの州ごとの詳細情報が書かれた本。
渡米前、到着後、アメリカ生活、帰国まで必要な情報が揃っています。
日本語が通じる場所(病院、自動車会社、美容院、旅行代理店など)の情報
があるのは嬉しいポイント。
旅行先候補の同じ州内の観光地やレストランも知ることができます。
以上で終了です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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