アメリカではどんな防災対策が役に立つの?
今日はこんな疑問に答えていきます。
- アメリカで停電・断水時に本当に役に立ったもの6選
-
次の災害に備えて用意しておきたいもの
- 災害が発生したらすべきこと
-
事前に災害時の対策を学んでおこう
この記事を書いている私はアメリカ在住で寒波による停電と断水を経験済みなので、よりリアルな防災情報をお届けできると思います。
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アメリカで停電・断水時に本当に役に立ったもの6選
アメリカで停電・断水時に本当に役に立ったものは下記6点です。
- カセットコンロ
- ライト
- バッテリー
- 防寒具
- バケツ
- 拭き取り化粧水、スプレー化粧水
順番に詳しく説明します。
第1位:カセットコンロ
役に立ったものNO.1は、ダントツでカセットコンロです。
停電のときに1番心配なのは、食料ですよね。
多くのアメリカのキッチンは電気を使う電熱コンロなので、停電時には使うことができません。
また、ガスコンロの場合でも着火に電気を使うため使用できないことも。
つまり、せっかくカップラーメンなどの非常食を持っていても、お湯が用意できなければ食べられません。
知り合いの方は、3食シリアルだったらしい。
案外そのまま食べられるものって、缶詰、パン、お菓子くらい。
食事を用意するには、火がないと始まりません!!
実際、寒波の中でもカレーを食べたり、温かい飲み物で温まることができたのでかなり救われました。
停電しても、温かいコーヒーが飲めるだけで心持ちが全然違いますよ。
2日間何度も使用しても、ガスボンベ1本弱で済んだのでコスパも悪くないと感じました。
絶対に持っておきたいアイテムです!
BBQやキャンプでも使えるので、あると便利だよ!
カセットコンロ
日本で定番のイワタニ製は安心。
コールマンなどファッショナブルでお手ごろ価格なものも!
保温機能付き魔法瓶
温めたお湯を長時間保存できる容器があると、さらに便利。
飲料水と非常食も忘れずに
飲料水や缶詰などの非常食は、常に用意しておきましょう。
カセットコンロをお持ちなら、インスタント食品(ラーメンやスープ類)があるとかなり安心です。
災害が発生したあとでは、特に飲料水はすぐに売り切れるため購入することができません。
道路が凍結している中、車で買いに行くこと自体が危険だよ。
第2位:ライト
夜に電気がないと、想像以上に真っ暗になります。
当然、トイレに入るときもライトがなければ入れません。
そのため、懐中電灯などのライトをいくつか準備しておくと便利です。
多機能ライト
ラジオ、USB、緊急アラーム付きのライトなら、手回しでもソーラーでも充電可能で安心。
手回し式だけだと疲れる割にあまり充電されなくて微妙だよ。
ソネングラス
おしゃれなインテリアにもなって、ソーラーでも充電できるライト。
非常用として案外役に立ちました。
コンパクトなのに、結構強く照らしてくれる
第3位:バッテリー
携帯やPCなどの充電ができるバッテリーを持っておくと安心です。
ガソリンが十分にある場合は、車で充電するのもアリです。
モバイルバッテリー
ザ・非常用のものよりも、日本でも日常使いできる充電器がおすすめ。
多機能ライト
先ほどもご紹介したライトは、4つの方法で電気をチャージして充電できます。
第4位:防寒具
今回は予想外の寒波により、寒さに苦労された方も多かったようです。
暖かい国に住んでいても、念のため防寒具を持っておくと安心です。
私の場合、ヒートテック、ダウンジャケット、ブランケットがかなり役に立ちました。
防寒服
アマゾンでも近い価格でダウンが買えます。
ブランケット
厚手のブランケットがあれば、防寒対策ばっちり。
テーブルにかぶせて、ミニこたつにしても温まるよ
第5位:バケツ
意外にもかなり重要なアイテムだったのがバケツ。
断水時にトイレを流すために使ったり、トイレ用の水をマンションのプールから運ぶために使えます。
一度に約6ℓの水を入れられるものってあんまりないですよね。
一家にひとつはあるかもしれませんが、もしない場合は用意しておきましょう。
バケツ
注ぎやすいグッドデザインです。
第6位:拭き取り化粧水、スプレー化粧水
断水時に2日間シャワーを浴びることができませんでした。
その対策として、拭き取り化粧水やスプレー化粧水があると便利。
私の場合、洗顔代わりにアベンヌウォーターを吹きかけて軽く拭き取っていました。
かなりスッキリしたので、非常用にもおすすめです。
また、拭き取り化粧水があれば頭皮の汚れを取るためのこんな素敵なライフハックもあるようです。
▶︎断水しても“洗髪”はできる! 非常時にシャンプーなしで髪を清潔にする「3つの道具」【nippon.com HP】
ドライシャンプーがあればベストですが、あるもので代用するのも災害時には重要!
アベンヌウォーター
プレ化粧水として普段使いできます。
拭き取り化粧水
日本でも人気のオードムーゲはアメリカでも買えます。
クレンジングとしても使える拭き取り化粧水は便利!
次の災害に備えて用意しておきたいもの
今回の経験を踏まえて、次の災害に備えて用意しておきたいものは下記3点です。
- 大きめのランタン
- ボディーシート、ドライシャンプー
- クーラーボックス
大きめのランタン
夜7時以降の暗闇の対策として、ひとつ大きめのランタンがあるといいと思いました。
アメリカの家は結構広いので、そのぶんしっかり照らしてくれるサイズの明かりがあると安心してお部屋の中を歩くことができます。
ボディシート、ドライシャンプー
シャワーを浴びられない日は、身体を拭くシートやドライシャンプーが欲しくなりました。
冬だからよかったものの、夏だったら地獄ですよね。
テキサスは暑い時期にハリケーン被害を受ける可能性があるので、絶対に用意しておこうと思わせてくれました。
クーラーボックス
先ほどと同様に、夏の災害時に備えて食料の一時保管場所としてクーラーボックスがあると便利だと思いました。
こちらもBBQやキャンプでも使えるので、あると便利そうです。
災害が発生したらすべきこと
常に十分な備えがあればベストですが、いざ災害が発生してしまったら、今あるものでどうにかしなければなりません。
そのために必要なのは、情報です。
わずかなスマホの電池でも、効率よく情報を得られた方法をご紹介します。
知人と連絡を取り合う
今回の停電や断水は、エリアによって被害の量もタイミングも違いました。
全く被害がなかった場所もあれば、3日間停電と断水が続いた場所もありました。
知人との情報交換のおかげで、事前に断水対策ができてとても助かりました。
家に留まるのは難しいと判断して、被害のないエリアのお宅やホテルにお世話になった方もいました。
みんなで情報交換をして、助け合うことの大切さとありがたみを感じました。
ニュースやツイッターで最新の情報をつかむ
海外にいると、どうしても遅れがちな情報。
今回の寒波による被害も、事前に予測できていた人とそうでない人でかなり差が出ていた印象です。
前夜にスマホの充電ができていたかどうかだけでも、全然違いますよね。
なるべくアンテナを張って過ごすことが重要です。
災害時、現状と今後の見通しができるツイッターで最新の情報をつかむといいですよ。
事前に災害時の対策を学んでおこう
いざ災害が発生してからでは、どのような対策をすべきかわからなくて困る前に、災害時の対応を学んでおくと役に立ちます。
停電対策
- 非常用のものをひとまとめにしておく
- バッテリー類は常にフルで充電しておく
- PCやスマホなしでも楽しめるものを準備しておく
➡︎本、トランプ、パズルなど
充電が長持ちするKindleはかなり便利だったよ
Kindleに関する記事もよかったらどうぞ。
断水対策
- お風呂に水を溜めておく
- 食器は使い捨てのものやラップを使うか、重曹スプレーで汚れを取る
- トイレを流すときは水を6ℓを便器に直接流す
トイレの正しい流し方も、今回初めて知りました。
家族でいざという時のための知識を共有しておきたいものですね。
まとめ:【防災対策】アメリカで停電・断水時に本当に役立った防災グッズ6選
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アメリカで停電・断水時に本当に役に立ったもの6選
カセットコンロ / ライト / バッテリー / 防寒具 / バケツ/ 拭き取り化粧水、スプレー化粧水
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次の災害に備えて用意しておきたいもの
大きめのランタン / ボディーシート、ドライシャンプー / クーラーボックス -
災害が発生したらすべきこと
知人と連絡を取り合う / ニュースやツイッターで最新の情報をつかむ -
事前に災害時の対策を学んでおこう
停電対策 / 断水対策
こんな感じです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
日本でも使える防災グッズをこの機会に見直してみては?
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