最近はやりのオートミルクって結局なんなの?
最近、牛乳の代わりとなる植物性ミルクが世界中で注目されています。
アーモンドミルクや豆乳はおなじみですが、特にオート麦からできたオートミルクが人気急上昇中です!
オートミルクの人気の秘密は、栄養価が高いのに低カロリーでおいしいこと。
いわば、植物性ミルクの革命的な存在です!
今回は、アメリカでも大人気のオートミルクについての話です。
【オートミルクに興味がある方】におすすめです!
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オートミルク(オーツミルク)とは?
オートミルクとは、植物性のミルクの中のひとつで、オート麦(燕麦=エンバク)で作られたミルクのことです。
wikipediaで調べてみた
▶︎オート麦の成分
エンバクは一般的に健康的な食品とみなされ、それを利用した健康食品は栄養価が高いとして宣伝されている[5]。エンバクの水溶性食物繊維の大部分はβグルカンである。エンバク由来のβグルカンについて血中コレステロール値上昇抑制作用、血糖値上昇抑制作用、血圧低下作用、排便促進作用、免疫機能調節作用などが欧米を中心に多数報告されている[6]。このコレステロール低減という特質が確定されたこと[7][8]は、健康食品としてエンバクが受け入れられる原因となった。また、エンバクはコムギと比べたんぱく質や脂質が多く含まれているうえ、もっとも利用されるオートミールが全粒穀物であるため、精白された他の穀物と比べてさらに多くの食物繊維やミネラルを取ることができる。逆にこれらの含有量が高いため、デンプンの割合はほかの穀物に比べて低く、エネルギー量はやや低いが、[9]これもまたエンバクが健康的であるとされる理由のひとつとなった。
オートミルクが人気の理由のひとつは、栄養価が高くヘルシーなところです。
特に素晴らしいのは、オート麦に水溶性食物繊維のβ-グルカンが豊富に含まれていることです。
このオート麦は、TIME誌(米国)で「栄養機能が非常に高い10の食品」に選ばれたほど世界中から注目されています。(2002年9月号)
そんなに前から注目されてたんだね!
アメリカで牛乳以外のミルクが人気の理由
そもそも、なぜ植物性ミルクが人気なのかご存知ですか?
▶︎植物性ミルクが人気の理由
- 牛乳を飲めない人(乳製品アレルギーの人、菜食主義の人、乳糖不耐症の人)も飲むことができる
- 牛乳に含まれる動物性たんぱく質の摂りすぎを防げる
乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)を持っていない、もしくは不足していることが原因で起こる症状のこと。乳糖不耐症の人が乳製品を摂ると、消化不良・腹部不快・腹痛・下痢・おならなどの症状が出る。
アレルギーや乳糖不耐症で牛乳が飲めない方や、菜食主義の方も飲むことができることが人気の最大の理由。
また、健康志向の方にも植物性ミルクが選ばれているようです。
日本でも豆乳やアーモンドミルクが買えますが、ここアメリカではさらに多くの種類の植物性ミルクが売られています。
スターバックスコーヒーでも豆乳、アーモンドミルク、オートミルクといった牛乳以外のミルクが選べるようになってきていますね!
オートミルクのメリット
人気上昇中のオートミルクには、どんなメリットがあるのでしょうか?
飲みやすい
オートミルクの味の特徴は自然な甘さ、クセが少なさ、クリーミーさです。
個人的に、植物性ミルクの中で最も飲みやすいと感じました。
そのまま飲んでもいいですし、コーヒーやココアとの相性も◎です!
カロリーが低い
無調整のオートミルクのカロリーは240mlで約110kcalです。(牛乳は150kcal)
無調整のアーモンドミルクや豆乳よりは高いものの、牛乳の代わりに飲むならばカロリーダウンができます。
消化しやすい
オートミルクには、牛乳の成分である乳糖とコレステロールが含まれません。
そのため、牛乳よりも消化に負担がかかりません。
水溶性食物繊維が豊富
原材料のオート麦の外皮には、水溶性食物繊維が豊富なβ-グルカンが含まれています。
▶︎β-グルカンの効果
- コレステロールの上昇抑制
- 血糖値の上昇抑制
- 血圧低下
- 便秘解消
継続して飲むと、嬉しい効果がありそうですね!
オートミルクのデメリット
魅力がいっぱいのオートミルクですが、2点気をつけてほしいことがあります。
成分のデメリット
- 糖質が高い
糖質は牛乳よりも高め
ヘルシーでも飲み過ぎには注意 - タンパク質やカルシウムが少ない
牛乳に多く含まれるこれらの成分はかなり少なめ
糖質が高いのは見逃せませんね・・・。
また、タンパク質やカルシウムも大事な栄養素です。
植物性ミルクの人気の理由で『動物性タンパク質の摂りすぎを防げる』というものがありましたが、摂らなすぎも身体に悪いので注意しましょう。
オートミルクと牛乳の成分を比較してみた
▷オートミルク(Trader Joe’s)
★糖質・・・22g
★タンパク質・・・2g
(うちカルシウム・・・20mg)
▷牛乳(H-E-B)
★糖質・・・12g
★タンパク質・・・8g
(うちカルシウム・・・276mg)
▶︎比較結果(覚えておこう!)
- オートミルクの糖質は牛乳の約2倍
- オートミルクのタンパク質は牛乳の約4分の1
- オートミルクのカルシウムは牛乳の約13分の1
たしかに、かなりの差がありました。
オートミルクにはメリットがありますが、飲み方には注意も必要です。
飲み過ぎず、タンパク質を別の食品で補うようにしましょう!
デメリットを踏まえたおすすめの取り入れ方
- 牛乳を飲む人(飲める人)
コレステロールが気になる方、食物繊維をとりたい方におすすめ
牛乳の代わりに飲むもよし、一部だけ置き換えても◎ - 牛乳を飲まない人(飲めない人)
タンパク質やカルシウムを他の食べ物で補うことを忘れずに
アメリカで買えるおいしいオートミルク
商品紹介:Trader Joe’s(トレーダージョーズ)のオートミルク
トレジョでゴリ押しされているのをよく見かけるのがこのオートミルク。
コーヒーの試飲コーナーにも置いてあり、入れてみたところほんのりコーヒーが甘くなっておいしい!(砂糖は入れてません)
他の飲み方も試したくなり買ってみました。
▷NON-DAIRY OAT BEVERAGE 32oz 2.29ドル
サイズは約1ℓと、アメリカのミルク界隈では小さめサイズで試しやすいですね!
▼大きいサイズ64oz 3.99ドルものもあります(写真右)
このオートミルク、ほんのり甘くてクセもないのでかなり飲みやすいです。
植物性ミルクが苦手な方にもぜひ試していただきたい商品です。
乳白色でヤクルトっぽい
おすすめポイント
- 自然な甘さ
ほんのり甘くてさっぱり飲める - 臭みやクセがない
豆乳やアーモンドミルクよりも特徴がないことが特徴 - クリーミー
植物性ミルクなのになめらかな口当たり - 原材料がシンプル
水とオーツ麦の2つのみ - オートミルクの中ではかなりお手頃プライス
他の商品は、倍くらいのお値段のものが多いです
そのまま飲んでもおいしいミルクです。
もちろん、コーヒーやココアに足すのもおすすめです!
オートミルクは泡立ちがいいので、ホットのラテはとてもおいしいです♩
ミルクフォーマーをお持ちの方はぜひやってみてください!
▼手軽なIKEA
▼ブレンダーもあり
おうちでカフェ気分が簡単に味わえるよ
ミルクフォーマーが壊れた負け組のワイ、ココアにしてみた
牛乳で飲むよりもココアの色がしっかり!さっぱり飲めて無糖でもおいしい
▶︎材料は水とオーツ麦のみ!シンプルなのが嬉しい
日本で買えるオートミルク
▼オートミルクといえばこれ。アメリカでも大人気!
▼もう少しお手ごろ価格なのがこちら。オートミルクを試してみたい方に!
まとめ:【アメリカで大人気】話題のオートミルクの味と効果を調査!
- オートミルクとは燕麦(エンバク)からできた植物性ミルクのこと
- アメリカではアレルギーや乳糖不耐症の人向けの植物性ミルクが大人気
- オートミルクのメリット:飲みやすく低カロリーで消化しやすく、水溶性食物繊維が豊富
- オートミルクのデメリット:糖質が高く、タンパク質やカルシウムが低い
- アメリカでおすすめのオートミルクはトレジョのNON-DAIRY OAT BEVERAGE 32oz 2.29ドル
そのままでも、コーヒーやココアに混ぜても◎
個人的に、トレジョの豆乳並みにヒット!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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